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【日本では報道されない湖北省武漢市情報】

新型コロナウイルスで話題になっている湖北省武漢市ですが、現在はどのような状況になっているのでしょうか。

 中国といえば最初に頭に浮かぶのは北京や上海といった大都市になると思いますが、武漢も決して小さい街ではありません。

 

湖北省武漢市の人口と経済規模>

 

湖北省 人口5,850万人 (韓国の人口は5,180万人)GDPは台湾と同じくらいの規模。

武漢市 人口1,108万人 (東京の人口は1,300万人)GDPベトナムと同じくらいの規模。

 

これくらいの人口と大きな経済規模があります。

 

特に近年では自動車関連の企業が多いですが、新型コロナウイルスの問題で武漢市の経済は全く止まっています。

 

 私は武漢に三度行ったことが(出張でしたが)ありますが、“東湖”という美しい大きな湖があり、周りの公園も整備されており綺麗な街です。また食べ物も美味しく、また行ってみたいと思えるところです。

 

<日本政府と日本メディアは危機感が無さ過ぎる>

 

今年の1月24日春節から既に1カ月が経過し、その間各企業は営業、生産を再稼働できない状況が続いています。湖北省武漢市だけでも経済損失はかなり大きいですが、それ以外の地区においても、未だ正常に再稼働できていない企業が殆どです。このような視点から考えれば、このまま新型コロナウイルスの感染終息が遅れれば、今後の中国経済は崩壊を免れないでしょう。

 

今や中国はGDP世界第2位でGDP世界シェアは17%なのです。

 

これらのことで今後日本にどのような影響が発生するか考えなければなりませんが、日本の報道や政治を見ていると、あまり危機感があるようには見えません。日本政府もメディアも中国からの改ざん、隠蔽された情報のみを信じているようです。もっと事実を追求して早く対策を立てなければ手遅れになります。